学校長挨拶

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 本校は、大正11年に栗田農学校、草津高等女学校として開校し、今年で創立96年目を迎えました。戦前から戦後にかけては、湖南地域の多くの若者が集い、日本の高度経済成長を牽引する優秀な人材を輩出してきました。今までに2万3千人近くの卒業生を有し、現在も政治、経済、文化のそれぞれの分野において、目覚ましい活躍が見られます。来る平成33年(2021年)には創立百周年を迎え、歴史の力を未来につなぐべく、更なる飛躍を目指しています。
 現代は将来の変化を予測することが困難な時代と言われ、科学技術の進歩や急速な情報化、グローバル化による多様性の拡大は、私たちの生活に大きな影響を及ぼしつつあります。学校教育においても学びの成果を社会生活につなげていくことが求められており、社会に出た時に価値観の異なる人とも話し合いができ、協力し合って働くことができる力をつけることが求められています。
 本校では8年前から「協働的な学習」として、生徒が意欲を持って自ら考えを深めて問題に取り組む授業や、生徒同士が協働し、話し合って課題を解決する授業に全校挙げて取り組んでいます。教室の机配置は、教員を取り囲むように「コの字型」になっており、座席配置やカバンの置き方などを工夫し、授業の中ではすぐに話し合うグループが作れるようになっています。毎年、年度の初めには「学び方」の授業を行ってから、各教科の授業を始めています。このようにして生徒たちは、互いの存在を意識しながら、人と協働する姿勢を学んでいきます。今年度からは滋賀県の「学びの変革」推進プロジェクトの指定を受け、さらに研究を進めていくことになりました。
 古くは宿場町として栄え、現在でも人口増加を続けている活気ある街、草津市において、歴史と伝統を土台としながら、現代社会を生き抜くための、主体的な学びの育成に力を注ぎ、更なる発展を目指したいと考えています。
 私たち教職員一同、全力を尽くしてまいりますので一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

滋賀県立草津高等学校長   澤 由紀子