歴史の力を未来につなげよう

滋賀県立草津高等学校長   長谷川 哲朗

 草津高等学校は、大正11年に栗田農学校、草津高等女学校として開校し、今年で創立97年目を迎える、県内でも屈指の伝統校です。戦前から戦後にかけて、湖南地域の多くの若者が本校に集い、今までに2万3千人近くの卒業生を輩出してまいりました。卒業された方々は、現在も政治、経済、文化のそれぞれの分野において、目覚ましい活躍をされています。
平成33年(2021年)には創立百周年を迎える本校は、歴史の力を未来につなぐべく、更なる飛躍を目指しています。

さて、今の時代は、多様性への理解、許容、そして共創を深めていかなければその先を予測することが大変困難です。私たちの社会はグローバル化し、国や人種、文化や習慣、宗教や考え方など、異なる属性を持った多様な人々が交流を深めながら、この瞬間も新しい歴史を作っています。学校教育においても学びの成果を社会生活につなげていくことが必須とされており、社会に出た時に価値観の異なる人とも話し合いができ、協力し合って働くことができる力をつけることが求められています。

そこで、本校では9年前から「協働的な学習」として、生徒が意欲を持って自ら考えを深めて問題に取り組む授業や、生徒同士が協働し、話し合って課題を解決する授業に全校挙げて取り組んでいます。たとえば、教室の机配置は、教員を取り囲むように「コの字型」になっており、座席配置やカバンの置き方などを工夫し、授業の中ではすぐに話し合うグループが作れるようになっています。毎年、年度の初めには「学び方」の授業を行ってから、各教科の授業を始めています。このようにして生徒たちは、互いの存在を意識しながら、人と協働する姿勢を学んでいきます。県の「学びの変革」推進プロジェクトの指定を受け、今後もさらに研究を進めていく所存です。

結びとしまして、本校の地元「草津市」は、古くは東海道五十三次の宿場町として栄え、現在でも人口増加を続けている活気ある街です。歴史と伝統を土台としながら、現代社会を生き抜くための、「自立と共生」の育成に力を注ぎ、更なる発展を目指したいと考えています。
私たち教職員一同、全力を尽くしてまいりますので一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

 

教育目標

1 学習指導の充実:主体的学びにより、思考力を育成しつつ実践的学力の向上を実現する。
2 進路目標の実現:将来の夢と目標を育み、より高い進路希望を実現させる。
3 健全な社会性の育成:健全な学校生活を確立し、社会で生きるための自律心と自立心を育む。
4 人権意識の向上:互いの人権を尊重し、多様な人と共生できる健全な人格の形成を目指す。

目指す学校像

生徒の長所を伸ばし、個性を生かし、より高い進路希望実現と社会に貢献できる人材育成に取り組む普通科高校

目指す生徒像

1 自ら目標を描いてその達成に積極的に取り組み、社会に貢献することをいとわぬ有為な人間
2 個性を生かして自ら考え、判断し、実行できる、心やさしく豊かな人間

日課表

時 限 日 課
8:25 ~ 8:35 職員打合せ
8:40 ~ 8:50 SHR
8:55 ~ 9:45 第1時限
9:55 ~ 10:45 第2時限
10:55 ~ 11:45 第3時限
11:55 ~ 12:45 第4時限
昼食
13:30 ~ 14:20 第5時限
14:30 ~ 15:20 第6時限
15:20 ~ 15:40 SHR・清掃
木曜日
時 限 日 課
8:25 ~ 8:35 職員打合せ
8:40 ~ 8:50 SHR
8:55 ~ 9:45 第1時限
9:55 ~ 10:45 第2時限
10:55 ~ 11:45 第3時限
11:55 ~ 12:45 第4時限
昼食
13:30 ~ 14:20 第5時限
14:30 ~ 15:20 第6時限
15:30 ~ 16:20 第7時限
16:20 ~ 16:40 SHR・清掃
※水曜日の第6時限はLHRを実施する。
※木曜日の第7時限は全学年の「総合的な学習の時間」を実施する。